自己決定と自由が大切?ドイツ生まれのシュタイナー教育とは



シュタイナー教育ってなぁに?

シュタイナー教育とは、20世紀はじめのオーストリアの哲学者にして神秘思想家であった

ルドルフ・シュタイナー(1861〜1925)が提唱した

「教育芸術」としての教育思想とその実践である

“ヴァルドルフ教育”のことです。

日本で紹介される際に、“ヴァルドルフ教育”の生みの親、シュタイナーの名の方で通ってしまいました。

シュタイナー教育の大前提

シュタイナー教育の大前提として

子どもが、自由な自己決定を行うことができる。

教育は、ひとりの人間となるための「出産補助」であるという意味で、
「一つの芸術」であると考えられているのだそうです。

その思想と実践は、シュタイナーが創設した、
人智学(アントロポゾフィー)~人間が自らの叡智で人間であることを見出すという神秘的学説~
によって支えられているため、非科学的だとする意見や、通常の世界観にそぐわないとする意見も根強いのです。

けれど独自のシステムで行われるシュタイナー教育はとても奥が深く、慈愛に満ちていますし

何よりも「自由な生き方ができる人間」になるといわれています。

シュタイナー教育と通常の教育との違い

うさぎママ
ちょっと難しかったからわかりやすく説明していきますね

例えば花という一つに対して、通常の学校では

  • 花という文字(国語)
  • 花のなりたち(理科)
  • 咲いている数(算数、数学)
  • その写生(図工、美術)

等を別々に学んでいきます。

一方シュタイナー教育では

  • 一人の教師が
  • ほとんど同時に
  • 多面的に

花を理解させます。

その一人の教師とは、12年間~日本でいうところの六、三、三課程の間ずっと~継続して交流し続けます。

シュタイナー教育において「教師」は、ただ教えさとすだけの存在ではないのです。

こどもの幼さで見上げられていたものが、こどもが育っていくにつれ見下される時期もあり、再び年長の人として見上げられたり、愛おしまれたりするようになっていく、そうした変化を教育と考えます。つまり教師と生徒との「ひとりのひととしての人間関係」が肝となっていきます。

カリキュラムや授業内容も公的なものとは異なっており、独特の芸術教育などが知られています。

シュタイナー教育の歴史と評価

1919年にドイツ南部シュトゥットガルトに初めて学校が開かれ、第二次大戦後にその数をうんと増やしました。

20世紀末時点で世界全体で約780の姉妹校があったそうです。

シュタイナー学校は発祥の地ドイツに最も多くあり、次いでアメリカが多いようです。

その教育は自由教育の象徴的存在とも捉えられており、日本では知識偏重の受験教育に対する代替(オルタナティブ)教育として支持を集めています。

ただ、日本では、実践は受け入れられていますが、思想は敬遠される傾向がありますね。

神秘思想、苦手な親御さんも多いです。

 

うさぎママ

それでもファンが絶えないのは、学力獲得率がかなり高いからなんですよ!

 

シュタイナー学校の卒業生は、ドイツの大学入学資格試験『アビトゥーア』の合格率もかなり良いのです。
知識偏重の受験教育に対する代替(オルタナティブ)教育でありながら
知識偏重の受験教育を考える親御さんに好まれるのは矛盾しているように見えます。

自分で発達していくのを見守るモンテッソーリ教育。

発達を、多角的な視点で長期に見守るシュタイナー教育。

どちらもとても興味深いですよね。

教育とは

「教育とは」を辞書で引いてみました。

小学館 デジタル大辞泉 によると、

ある人間を望ましい姿に変化させるために、身心両面にわたって、意図的、計画的に働きかけること。

知識の啓発、技能の教授、人間性の涵養(かんよう)などを図り、その人のもつ能力を伸ばそうと試みること。

だそうです。

株式会社日立ソリューションズ・クリエイト 百科事典マイペディア によると、

社会の持続と発展のために,個人または特定の機関が一定の価値を志向して未成熟な者をその社会に適応させる意識的な活動であり,社会統制の一種として制度化される。

だそうです。

内側から開花させるもの、
と、

社会という箱への適応を強いるもの、
と、教育には常に、この相反する二つが内在しています。

後出の目的は常に子どもに、
社会の有用な成員たれ

と命じていますが、ある種の教育論では前者の、
内側からの開花に重きを置いています。

シュタイナー教育もそうした、オルタナティブ教育の一つです。

\うさぎママのおすすめサイト/
頑張らない節約で貯金を叶えるブログ『節約リッチ生活』

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

がみがみ育児はもう卒業!愛のある生活、今日から一緒に送りましょう(о´∀`о) 妊娠、出産、育児について同じ悩みをかかえるママの問題解決をしながら一緒に勉強していくブログ。得意なジャンルは無痛分娩、家事代行、国際結婚、旅行。