ほめない育児。アドラー心理学「勇気づけ」との出会い
ぴよこを妊娠した時あなたと同じく、突然こどもの育児や教育について興味がわいて色々調べるようになりました。
いつか子供を授かることがわかっていてもなかなか事前に準備をしておくのは難しいですよね。
そこでみつけた「アドラー心理学の勇気づけの子育て論」に私は夢中になりました。
アドラー式は、「ほめない・叱らない」勇気づけ。
解釈はいろいろあるようですが、「ほめない」を提唱している教育者は概ね以下のような理由をあげているように感じます。
- ほめられることに依存してしまう状態にしないため
- 他者からの評価の有無に関係なく自分自身で楽しむ力をつけるため
正直目からうろこでした。
そしてものすごく共感!納得!
私はこの本からとても良い、そしてとても大きな影響を受けました。この本から学んだことをベースとして子供とともに成長していきたいと思います。
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
『嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え』(以下、『嫌われる勇気』という)とは、心理学者アルフレッド・アドラーの思想を、物語にしてまとめた自己啓発書です。
累計発行部数は135万部超え、ドラマ化されるほど大ヒットしました。
※私はドラマは見ていませんがあまり評判がよくなかったようで残念です。
子供の「自己肯定感」を上げる育児
最近よく聞く子供の「自己肯定感」を上げる。という言葉。
とにかく叱ったり、怒ったりするのではなくほめて子供の意欲や能力を伸ばしていこうというもの。
私もこの意見には賛成で、両親は私をほめて伸ばしてくれたので、なるべく感情で叱ることのないようにしようと思っていました。
しかしアドラー心理学的にはほめてもいけない。
「ほめるという行為には『能力のある人が、能力のない人に下す評価』という側面が含まれています。」(p.197)
アドラーは対等な関係、つまり「横の関係」を築くようにすることが良好な人間関係を築くのに必要だということを提唱しており、
ほめることによって上下関係、つまり「縦の関係」をつくることを明確に否定しています。
子供とはいえ一人の独立した存在。
両親が私にそうしてくれたように、うさぎママもできることならぴよこと対等の関係でいたい。
アドラー心理学的育児の具体例
子供がお手伝いをしてくれたときにかける言葉。
一番簡単なのは、同じ場面に大人と遭遇したとして考えてみてください。
たとえば、あなたと対等なパートナーが仕事を手伝ってくれたら?
お友達がお家に遊びに来てくれてお皿洗いをしてくれたら??
うさぎママの場合はこんな感じですよ。
- 「たすかった!」とお礼の言葉を伝える
- 「ありがとう」と感謝の言葉を伝える
- 「うれしかった」と喜びの言葉を伝える
ぴよこのことを子供だと思うから、ついつい上から目線でほめてしまいがちですが、一人の人間として大人と同じように接していきたいと考えています。